今回は眼科の救急の中でも多い、黒目(角膜)に異物が刺さった場合のお話をします。 |
角膜異物:そのほとんどが鉄粉や鉄サビです。
入ってすぐのものは水で流れることもありますが、強く目を擦ったり時間が経ったものでは、角膜(くろめ)の中に埋まってしまい簡単には除去できません。
点眼麻酔後、異物針(異物を取り除く針)という専用の器具で除去します。(場合によっては眼用ドリルを使う時もあります。)
特に鉄サビの場合、中心の鉄サビを除去しても角膜に入り込んだサビが周辺の角膜に障害をおこすため完全除去しなければなりません。※場合によっては再度除去が必要な時があります。
異物除去後は、点眼や眼軟膏(炎症の強いものでは内服薬も追加)で治療しますが、傷口への細菌感染により角膜潰瘍(炎症が深部まで及ぶ)を来すこともあり、傷の確認のためにしばらく通院が必要です。小さく浅い異物の場合、ほとんど傷は残しませんが、大きく深い異物では角膜に白斑(はくはん:白い濁り)を残します。
また、瞳孔(くろめの真ん中)に相当する部位に傷が残ると視力低下の原因にもなります。まれではありますが、針やトゲの場合、角膜を穿孔(せんこう:突き破っている)していることもありますので、決して自分では抜かずにそのまますぐに眼科を受診し、適切な処置を受けてください。
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<医師による角膜異物の処置> |
まず、表面麻酔の点眼液を点眼 → 角膜異物除去 → 目に眼軟膏を注入し眼帯をする。→ 後日診察(視力等の確認) |
<処置後の対応について> |
本日中は入浴時の洗顔・洗髪は控えてください。刺激物・アルコール等の摂取も控えてください。次回、診察時に視力検査を行います。眼鏡等をお持ちの場合は持参してください。眼帯は医師の指示が出るまでそのまましておきます。(ガーゼは一日ごとに交換) |
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[労災での請求の方へ] |
保険証を持参・会社から7号用紙を持参された場合・されなかった場合でも、当院で一旦診察代金を全額負担でお支払い頂きます。翌月にわたって診療が行われる場合、再度7号用紙が必要となりますのでご注意下さい。尚、市立病院等には直接勤務先に請求できる5号用紙があるため、診察代金をご本人様がお支払する必要はございません。 |
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