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  2006年 3月のTopic  近視の進行を防ぐには 《その2》
<今回は患者さんからの質問をご紹介します>
 
3月トピック写真

ドロップキャップ文字4月月には学校などで視力検査が行なわれることが多いのですが、最近では小学校入学以前から近視になっている子供さんも少なくありません。
同じような悩みをお持ちのご両親も多いのではないでしょうか?
裸眼視力の回復も大事ですが、成長期の方にとっては近視進行の抑制もとても大事なことだと思います。
  小学校6年生の子供の近眼が強くなり、最近、病院で検査したところ、右-3.75ジオプター(D)*、左-4.5 Dでした。
  この一年まえは両眼-3.0 Dでしたので、少し不安になっています。
  私も近眼で苦労したので(小6の時の視力1.2が現在両眼とも-7.25Dほど)進行をできるだけとめてやりたいのですが、オルソケラトロジーに可能性があるだけと聞いています。
  オルソケラトロジーの例が少ないので、不安な要素もありますが、将来を考えて、話を聞いてみようかと思っています。(原文より一部省略)

 
ジオプター: 屈折度を示す単位。マイナス(−)は近視を表し、−3 Dでは目の前の約33cmで眼のピントが合う。−7.25 Dでは目の前の約14cmまで近づけないとピントが合わない。
<回答>
 

学校6年生にしては近視の屈折値が強くなってきているようですし、ご心配はもっともだと思います。
私がオルソケラトロジーを日本で始めて約5年になります。
数値でお示しできるデータを集計中ですが、この経過観察期間で小学生や中学生の成長期の患者さんも殆ど近視が進行しないことを経験しております。
もちろん例外もありますが、それでも進行が認められた患者さんもせいぜい3年で1D以内です。
(海外では、近視進行抑制効果はまとまったデータが発表されています。The longitudinal orthokeratology research in children (LORIC) in Hong Kong: a pilot study on refractive changes and myopic control. Curr Eye Res. 2005 Jan;30(1):71-80.)

この結果がそのままご子息に当てはまるかは、治療していみないとわかりませんが、現状では最も近視の進行抑制効果が強い治療であることはおそらく間違いないものと考えております。
すでにアメリカで30年以上の歴史ある治療で、オルソKレンズの夜間装用の歴史も10年を超えました。
少なくともその間に通常の昼間のコンタクトレンズを使用する場合以上の合併症や副作用は認められておりません。
個人的には昼間に視力矯正目的でコンタクトレンズを装用するよりも安全性の高い治療であると確信しております。

◆患者さんからの良くある質問をまとめて示しておりますので参考にして下さい。


視については、まだまだ不明な点が多く、本当の意味で完全な近視治療というものは存在しません。
それでも、出来るだけ近視を進行させずに留めておくことは、将来どんな治療が可能になるにしろ大事なことだと思います。
治療効果は50歳を過ぎた方でも良好な成績が得られております。
しかし、特に成長期の子供さんで進行が早い方には進行抑制の意味でも是非ご検討いただきたいと考えております。
治療効果を確認いただくためのオルソケラトロジー治療レンズの貸し出しを一定期間無料で行なっておりますので、是非一度この治療をご体験下さい。
  詳細については以下へお問い合わせください。

<おぐり眼科クリニック   TEL   0749-65-2377>


平成17年7月米国シカゴ
オルソケラトロジー治療成績発表
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